
かわいらしい見た目をした動物でも家屋に住み着いてしまうと私たちの生活に被害を及ぼす害獣になる可能性があります。害獣が人が住む家屋に住み着くと、住人への健康被害・建物への損傷・騒音被害などの原因になってしまうのです。では害獣にはどのような動物がいるのでしょうか?この記事では生活被害をもたらす害獣を紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめです
・最近、自宅の中や敷地内で野生動物を見かける
・天井裏や床下で物音がする
・時々、動物の鳴き声が聞こえたり、フンが落ちている
目次
主な害獣5選
①ネズミ

ネズミはレプトスピラ症、鼠咬症などの感染症を媒介します。家屋や飲食店などは屋外よりも寒暖差が少ないので、天上裏や床下に侵入して巣を作ってしまいます。壁や柱、電気コードなどをかじって傷つけてしまい、建物を傷めることもあります。人家に侵入するのは主にドブネズミ、クマネズミです。夜行性なので、夜になると天井や床下で物音がしたり、フンが落ちていたりするとネズミがいるかもしれません。
②イタチ

イタチは気性が荒く、縄張り意識が強い性質があります。家屋に住み着いてしまったからといって迂闊に手を出して噛まれたりしないよう注意しましょう。雑食性で果物や昆虫も食べますが、肉食性が強い傾向があり鳥や小動物を捕食することもあります。今、日本国内で目にするイタチはチョウセンイタチという種類であることが多く、日本の侵略的外来種ワースト100にランクインしています。
③ハクビシン

ハクビシンは沖縄県以外のほぼ日本全域で生息が確認されています。ネコ科の仲間で頭が入る隙間があれば入り込めます。木登りも得意で高い場所への移動ができます。
一度、寝ぐらを作るとずっと住み着く習性があり、同じ場所に糞をします。そのため、天上裏などに住み着くと、天井にシミを作り腐食させてしまうのです。
④アライグマ

アライグマはとても愛らしい見た目をしていますが、油断してはいけません。家屋の天井裏などに侵入し、寝ぐらにします。「ため糞」という習性があるため1箇所に糞をするため天井を腐らせ、悪臭の原因となります。尿が天井から漏れ落ちてくるということもあります。
庭で飼っている鯉や亀、家庭菜園を食べてしまうことも。また犬や猫の餌も大好物なので、外に置きっぱなしにするのはやめておきましょう。
⑤コウモリ

コウモリは寒暖差が少ない建造物や洞窟などを寝ぐらにし、群れで行動します。夕方頃になると採食のために活動的になります。蚊などの昆虫を捕食します。
家屋に住み着くコウモリは日本国内ではアブラコウモリという1種類だけです。コウモリの体にはほぼダニ・ノミが寄生しています。
害獣が家屋に住み着くとどんな被害があるのか
農家であれば農作物の被害が深刻です。家屋に住み着くとどのような被害が発生しているのかを整理しました。
健康被害
最も心配なのが健康被害です。野生動物は様々な感染症の媒介になります。動物に噛まれたり、引っ掻かれるだけでなく、糞尿に触れてしまったり、乾燥した糞尿が空気中に飛散し吸い込んでしまうなどして感染症に感染する場合があるのです。ダニ・ノミを介して感染する感染症もあります。
ダニ・ノミの被害
野生動物にダニ・ノミが寄生していることが多々あります。屋根裏や床下で侵入した動物が死ぬと、ダニ・ノミはその体を離れて新たな栄養分を求めて這い回るのです。それが室内に侵入することで人間やペットの犬・猫に寄生し吸血してしまうのです。特に女性や乳幼児が刺されやすいようです。
糞尿被害
天井裏や屋根裏に寝ぐらを作るとその付近に糞尿をします。最悪の場合ですと天井にシミができたり、木材を腐らせてしまう被害が発生します。また、糞尿には病原体が潜んでいることもあり、健康被害につながるおそれもあるのです。
ペットへの被害
イタチやアライグマなど、鳥や小動物、魚を捕食してしまうものもいます。その場合、ペットが襲われて怪我をすることもあります。
建物への被害
糞尿による腐食などもありますが、ネズミは配線や木材をかじってしまうことがあります。また、イタチは巣を作るために断熱材を食いちぎってしまいます。そのため、家屋そのものに深刻な被害を発生することがあるのです。
騒音被害
鳴き声や走り回る音、コウモリなら羽音などの騒音被害があります。野生動物は夜行性であることが多く、人間が寝静まってから活発に動き回るものもあります。薄暗くなってから天井や床下で何かが蠢く音がするのは怖いですよね。
害獣を駆除する方法
害獣が家屋に侵入し住み着いてしまった場合には、放置すると深刻な被害になる可能性があるため、早めの対策をおすすめしています。害獣を駆除する方法を紹介します。
・まずは害獣駆除の専門業者に相談する(1番おすすめ!)
感染症のリスクや作業の難易度を考えると、まずは専門業者に相談し見積もりを取ってみることがおすすめです。最近は現地下見や見積もりを無料でやってくれる業者も増えてきました。
仕事や家事、育児などの合間を縫って、自分で駆除の準備・作業をすることはかなり大変で覚悟が必要です。見積もりをとってみて、想定する予算内に収まるかどうかを一度検討すると良いでしょう。見積依頼をする際は、現地下見と見積を無料で対応してくれるかどうか、事前に確認しておきましょう。
・忌避剤で追い出す
動物が苦手で嫌がる匂いで追い出す方法です。忌避剤にはいくつかの種類があります。動物も嫌がりますが人間にとっても強烈な匂いのものもありますので、ご注意ください。
忌避剤の例
・木酢液
・クレゾール石鹸液
・漂白剤
・お酢
・燻煙剤
これらの忌避剤を動物の通り道に置いたり、散布して家から追い出すのです。
・捕獲器で捕獲する
自宅に住み着いた害獣が鳥獣保護管理法の対象かどうか必ず確認しましょう。対象の動物(鳥獣)を許可なく捕獲・殺傷すると法律違反になります。対象鳥獣の場合は自治体に捕獲の許可を申請します。捕獲器は自治体が貸してくれる場合があります。
まとめ
今回、生活被害をもたらす害獣5選を紹介してきました。いずれの動物も家屋に侵入したまま放置すると深刻な被害につながる可能性があります。間違っても野生動物に触ったり、糞尿に触ることがないようにしてください。「物音・鳴き声がする」「悪臭がする」などが気になることがあれば、すぐに対策を検討して快適な生活にしていきましょう!